精神保健福祉士とは、社会福祉士、介護福祉士と並んで福祉の国家資格、通称三福祉士のひとつで、1997年に作られた精神保健福祉法に準拠し、「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」とも呼ばれている専門職です。精神障害者の保健や医療、または、精神障害者の社会復帰の促進を行う施設で援助などを行う等、福祉分野にも特化した仕事を行います。就職先には、精神科医療機関や精神障害者社会復帰施設等がありますが、その他にも、心の支えを必要としている保健所や授産施設、生活訓練施設やグループホーム等の公的機関でも、精神保健福祉士の需要が高まりつつあります。ストレスの多い現代社会において、精神保健福祉士の活躍の場は広がっていき、その仕事にも期待されていますが、実際に就職に役立つかと言うと、ハッキリとは言えない状況です。実際に、この資格を取得する人は、専門学校や短大等で勉強する人が多かったのですが、最近では、指定施設で働きながら試験勉強をして精神保健福祉士の資格を取る人が増加傾向にあり、その施設でそのまま仕事をするケースがほとんどです。また、精神保健福祉士試験の合格率は60%強もある事から、この資格を取得しているから就職に有利に働くといった場面は少ないと言えるでしょう。そうは言っても、医療と保健、福祉にまでまたがっている精神保健福祉士の仕事は、これからますます増えていくと考えられますので、資格取得に向けてチャレンジしてみても良いのではないでしょうか。